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トップページ > ランプ豆知識
※一般の直管蛍光灯や環形(円形)蛍光灯は、メーカー共通の規格サイズがあります。(特殊蛍光灯は例外有り) ですから、同じ形(同じ品番)の蛍光灯ならどのメーカーをご使用いただいても差し支えありません。
また、同じ形の蛍光灯ならどの光色を選んでいただいても差し支えありませんので、用途に合わせて明るさをお選びください。



自然光と人工光

■自然光を見る■
自然光をプリズムに通してスクリーンに投影すると、虹のような色をもった光に分けられ、赤→橙→黄→緑→青→藍→紫の順に並ぶ七色の模様として見ることができます。
この縞は光のスペクトルといい、可視光の成分を表すものです。
可視光の正体は波長が約380〜760nmの電磁波で、人間の目で見ることのできない赤外光(熱線)や紫外光などとともに、さまざまな分野で応用されています。
可視光の中で、人間が最も明るさを感じるのは黄緑(波長555nm)の光で、赤や青は相対的には感じにくい傾向があります。この光の強弱が明暗として知覚され、大脳が光量の大小を判断する基準となり
ます。

■人工光を知る■
人工光は、人工的に作り出されるさまざまな発光を組み合わせることによって光を作り出しています。実際には、無数にある発光の組み合わせ方によって、照らし出されたものの見え方(演色性)などが大きく変わってきます。

■光の三原色■
光の成分のうち赤(R)、緑(G)、青(B)を重ね合わせることにより、図のような色を合成することができます。RGBの比率が変わると光の色や性質が変化することから、人工光を作り出すときにはRGBをどの割合で混合するかが非常に重要となります。

■明かりの科学QUESTION■
Q トンネルの中は、色のない世界?
A トンネルの中などで使われている低圧ナトリウムランプは、オレンジ色の単色光のみなので、明るさは感じますが色の識別はできません。

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十人十色の人工光

人間の目は、光の種類を識別することはできませんが、光によって照らされた物体の色から、わずかな色感の違いを感じることができます。しかし、光の演色性は、物体色の見え方をさまざまに変化させるため、人間の心理に大きな影響を与えます。そこで、照明設計を考えるとき、それぞれの空間にふさわしい光源を選択することが大切です。

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主な光源の特長と主な用途


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用語解説


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蛍光ランプとは

■蛍光ランプの発光原理■
蛍光ランプは、低圧の水銀蒸気とアルゴン、クリプトン、ネオンなどの低圧不活性ガスとの混合気体中の放電により効率良く発生する紫外放射が、ランプのガラス管内面に塗布してある蛍光物質を刺激して、可視光を発生させています。従って、蛍光物質は、眼に見えない紫外放射を、可視光に変えるための波長変換器であるといえます。
最初に、電極に予熱電流を流し、電極温度を高めたり、両電極間に高電圧を加えることにより放電(気体中を電流が流れることを言います)を起こさせます。いったん放電が起きると、電極は、特に電極加熱がなくても電子の衝突により自ら高温が保たれるうえに、放電による発熱で水銀の蒸気圧が高まり、電流が増加しますが、安定器との組み合わせにより、最適値でバランスの良い状態で放電が続くように設計されています。
一方、放電により電極から出て来た速い熱電子は、水銀原子と衝突し、両者の間にエネルギーの授受が行われ、その結果、水銀原子より主に253.7nmの紫外光が放射されます。この紫外光が蛍光体に当たり再びエネルギーの授受を経て可視光が放射されます。

■電極について■
蛍光ランプの両端にある電極は、普通、タングステン線を、2重又は3重にコイル状に巻いたもので、表面にバリウム、ストロンチウム、カルシウムなどの酸化物より成る電子放出物質が塗布されています。
この電子放出物質は、ランプの点灯と共に徐々に蒸発飛散して行くので、これの保持量及び消耗速度がランプの寿命に大きな影響を与えます。

■蛍光体について■
蛍光ランプより放射される光の波長や色は、バルブの内面に塗布してある蛍光体(蛍光物質)の化学組成によって決まります。赤色、緑色、青色を発光する蛍光体の組み合わせにより、さらにいろいろな光色を得ることもできます。
従来、最も一般的なものは白色及び昼光色でしたが、現在では明るくて演色性に優れた3波長形蛍光ランプが一般的となっています。

■インバータ回路と一般形安定器の違い■
・インバータ回路の場合
インバータ(周波数変換装置)は、50・60Hzの電源周波数を約45,000Hzの高周波に変える装置です。
蛍光ランプを高周波で点灯させると発光効率が上昇し、一般の安定器による点灯よりも数段明るく、チラツキもありません。


・一般の安定器の場合
蛍光ランプは、負性放電特性を持っているため、ランプに流れる電流をコントロールしています。
ランプの始動に必要な電圧を与え、ランプに適した電流を流す役割をはたしています。

蛍光ランプの諸特性

■蛍光ランプの外観上の種々の変化について■
蛍光ランプの外観上の種々の変化について蛍光ランプの動作に水銀は必要不可欠の物質であり、寿命末期までの動作を確実にするため、必要量の水銀が封入されています。その水銀の存在により、次のような外観的な特有現象が起こります。これらはよく不良と間違えることがありますが決して不良ではありません。蛍光ランプ特有の現象として正しくご理解ください。

■寿命に影響する諸条件■
蛍光ランプの電極部は、細いタングステンのフィラメントにエミッタ(電子放出物質)を塗布したもので、蛍光ランプを点灯するとエミッタが漸次消耗していき、無くなるとランプが点灯しなくなります。
すなわち、蛍光ランプの寿命はエミッタの損耗により決まり、電極の構造やタングステンフィラメントの設計、エミッタ材質などが、蛍光ランプを設計する上での重要な要素となるわけです。個々のランプには、使用材料のロットや製造工程に若干の変動があるため、その寿命には多少の差があるのが普通です。
また、実際の使用条件では、電源電圧・周波数の変動、周囲温度、点灯に使用する安定器の良否、点滅回数など、種々の変動要素が寿命に大きく影響します。

■電源電圧の変動■
NEC蛍光ランプは、定格電源電圧で最も効率よく点灯するように設計されています。電源電圧が変動すると、諸特性が変化すると共に、寿命にも悪影響を与えます。
電源電圧が高いと、ランプ電流の増加によりフィラメントのスポット温度が上がり、エミッタの蒸発が盛んになるため、ランプの黒化が促進されると共に短寿命となります。
逆に電源電圧が低い場合には、エミッタの予熱が不足するため起動に時間がかかり、エミッタの損耗が多くなります。点灯してもランプ電流が小さいため、陰極降下が大きくなり、イオン衝撃が激しくなるのでエミッタの損耗が多く、短寿命となります。
従って、電源電圧の変動はなるべく定格電圧の±6%以内となるよう注意が必要です。

■点滅回数■
すでに述べたとおり、蛍光ランプの寿命はエミッタの損耗により決まりますが、これには点滅周期や回数が極めて大きく影響します。
始動時には、スタータ形蛍光ランプの場合、定格ランプ電流の約1.3倍もの予熱電流によりフィラメントが加熱されることと、グロースタータの働きでラ
ンプに高電圧が印加されます。また、ラピッドスタート形では電源投入後からランプ始動までの間、フィラメントが予熱不足のままで高い電源電圧が印加
されます。この結果、始動方式に関わらずエミッタの消耗が正常点灯時よりも激しくなるため、点滅を繰り返すほどランプの寿命は短くなります。

■ランプの取り付け■
さらに、ラピッドスタート式照明器具やインバータ照明器具に使用する場合、ランプの口金ピンとソケットの接触子との装着が不完全な場合、フィラメント加熱不足により早期黒化・短寿命となるのでランプを確実に取り付けるよう注意が必要です。

■温度特性■
蛍光ランプは、水銀の飽和蒸気圧中の放電を利用しているため、ランプの諸特性は、周囲温度の影響を大きく受けます。すなわち、水銀の蒸気圧が6〜10×10-3mmHgの時に、蛍光体を刺激する253.7nmの紫外光が最も多く出て来ます。この蒸気圧は、ランプの管壁温度が、38〜40℃の時に得られ、普通の蛍光ランプでは、周囲温度が、20〜25℃の時に最高の機能を発揮するように設計してあります。このため周囲温度が、この範囲より高くても、低くても、図-2〜6に示すように、蛍光ランプの種類によって若干異なりますが、全光束が低下するので、常温以外の雰囲気で使用する場合は、注意する必要があります。図-5、6に示す高周波点灯専用形蛍光ランプは、周囲温度35℃で最大効率となるよう設計しているため、一般の蛍光ランプに比べ高温域での使用に有利となっています。また、特に冬季においては、ランプが冷えているため、点灯直後の全光束は小さく、図-7のように、徐々にランプ温度の上昇につれて明るさも増加し安定するまでには、かなりの時間を必要とすることもあります。特に、省電力形蛍光ランプ、ライフライン236/100にはこの傾向が強くなります。

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■蛍光灯の諸特性■
◆周囲温度による明るさの変化
・一般に蛍光灯は、周囲の温度によって明るさなどが変化します。これはガラス管内の水銀蒸気圧が、周囲温度の変化によって変わることから起きるものです。
1.水銀蒸気圧が変化すると、紫外線の発生率が変わって光束が変化します。
2.封入ガスの圧力と水銀蒸気との圧力比が変わって、始動特性が変化します。
・このため、蛍光灯は極端な低温または高温環境での使用には不向きといえます。
◆冬場(低温時)の特性
・蛍光灯は、20℃〜25℃の周囲温度で使用したときに最高の特性を発揮するようにつくられています。
・夏場は点灯直後でも実用上支障のない明るさになりますが、冬場は安定した明るさになるまで約5〜6分かかります。
・どのような品種でも、冬場のまだ寒い朝の室内などでは、夏場に比べて点灯直後非常に暗くかんじたり、ちらついたりすることがありますが、暖房などで室温が上がれば、明るくなります。冬場のガレージなど温度が上がらない屋外では、夏場に比べて暗く感じます。
◆電圧変動と明るさ・寿命の関係
●電源電圧が高い場合
ランプ電流が増して明るくなりますが、効率が悪くなり、ランプや安定器に無理が生じて寿命が短くなります。
●電源電圧が低い場合
ランプ電流が減少して暗くなり、あまり低いとスムーズに点灯しなくなり、その結果ランプの寿命を短くします。
◆光束減退特性
・蛍光灯は、点灯時間の経過とともに、黒化や蛍光物質の劣化などによって、次第に光束が減少します。
・しかし、ランプの消費電力はほとんど変化しません。
・ランプの種類ごとに差があり、管壁負荷(単位面積あたりの電力)の大きいランプほど光束減退が大きくなります。
・また、蛍光体の種類ごとに劣化の程度に差があり、3〜4種類の蛍光体を混合して発光させている3波長域発光形は、明るさの低下とともに、発光色も若干変化します。ただし、演色性はほとんど変わりません。
◆電源周波数
・わが国では、東日本と西日本で50Hzと60Hzの商用電源に分かれています。
・蛍光灯の場合、電源周波数に適さない安定器で使用すると、ランプ電流や光束が大幅に変わり、寿命に著しく悪影響を及ぼすだけではなく、安定器故障の原因にもなります。
・使用地域の電源周波数に合った器具(安定器)を使用することが大切です。
・インバータ式器具は、50Hz/60Hz共用です。
◆点滅回数
・蛍光灯は、点灯する際に最も負担がかかり、1回の点滅で約1時間寿命が短くなります。
・1日数回の点滅ならほとんど影響はありませんが、20〜30回も点滅すると、寿命は極端に短くなります。
・少しの間だけ照明が不要な場合、消灯(寿命短縮)する方と点灯したまま(電力消費)のどちらが経済的かについては、不必要な時間が数分間以内のときは、点灯したままの方が経済的といえます。
◆光束立ち上がり特性
・蛍光灯の場合、安定した光束が得られるまでに約3〜4分かかりますが、実用上は点灯直後でも支障のない明るさになります。
◆光のちらつき
・蛍光灯は、電源電圧が低すぎたり、周囲温度が低い場合などにちらつきが生じることがあります。
◆残存率(寿命)
・蛍光灯の寿命は、表記されいている「定格寿命(平均寿命)」の時間にすべてのランプが点灯しなくなるのではなく、電圧や点滅の頻度、製造条件などによって多少のバラツキがあります。そのため、2.75時間点灯し0.25時間消灯する連続繰り返し試験(各メーカー共通)での残存率(試験中のある時刻に残存しているランプ数の試験ランプ総数に対する割合)が50%となった時間を定格寿命としています。

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※一般の直管蛍光灯や環形(円形)蛍光灯は、メーカー共通の規格サイズがあります。(特殊蛍光灯は例外有り) ですから、同じ形(同じ品番)の蛍光灯ならどのメーカーをご使用いただいても差し支えありません。
 また、同じ形の蛍光灯ならどの光色を選んでいただいても差し支えありませんので、用途に合わせて明るさをお選びください。



■蛍光灯の主な特長■
・ランプ効率が高く、寿命の長い経済的なランプです。
・演色性にもすぐれ、光色も豊富なので、極めて広い分野で大量に使用されています。
・発光面積が大きく、影の少ない広がりのある光が得られるので、全体を一様に照らすのに適しています。
・最近では、ランプの寸法を電球に一段と近づけたコンパクトな蛍光灯が登場し、電球にかわる省エネルギー光源として使用されています。

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■蛍光灯の構造■
蛍光灯は放電灯の一種で、ガラス管の中には、放電を開始しやすくするためのアルゴンガスと、ごくわずかの水銀が封入され、内壁には蛍光物質が塗布されています。管の両端には、タングステンでつくった二重コイルまたは三重コイルのフィラメントが取り付けられた電極があり、コイルにはエミッター(電子放射物質)が塗布されています。

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■蛍光灯の発光原理■
点灯(始動)の際、電極に電流を流すと過熱され、フィラメントから熱電子が管内に放出され、放電が始まります。放電により流れる電子は、管内の水銀原子と衝突して紫外線(253.7nm)を発生します。この紫外線が蛍光物質に照射され、可視光線に変わります。
蛍光物質の種類によって、いろいろな光色を放ちます。

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■蛍光灯の点灯方式■
蛍光灯を点灯させるには、エミッター(電子放射性物質)が充てんされた電極に予熱電流を流し、電子を放出しやすい状態にするとともに、電極間に高圧を印加することが必要です。その方式の違いによって、「スタータ式点灯回路」「ラピッドスタート式点灯回路」「インバータ式(電子式)点灯回路」の3つに大別されます。
「スタータ式点灯回路」と「ラピッドスタート式点灯回路」では使用する安定器(器具)・ランプともに異なります。

◆スタータ形
・点灯回路が簡単なため、最も広く普及しています。
・始動する時、電極を予熱し、高圧パルスを発生するスタータ(始動装置)を用いるものです。
・スタータ(始動装置)としては、一般的に「点灯管(グロースタータ)」が多く使われていますが、最近それにかわる「電子点灯管」や電子点灯回路を内蔵した器具もあります。
・現行の点灯管(グロースタータ)は、バイメタルの機械的な動きを利用しているため、ランプ点灯までに2〜3秒必要ですが、電子点灯管や電子回路内臓の器具は即時(0.6〜1.2秒)で点灯します。
・電子点灯管は、現行の点灯管(グロースタータ)と同じ寸法と口金を採用していますので、そのまま交換することができます。(一部使用出来ないケースがあります。適合放電管をご確認ください。)

◆ラピッドスタート形
・点灯管(グロースタータ)を用いたスタータ形が点灯に少し時間がかかる点を、安定器とランプの組み合わせによって改善したものです。
・安定器に電極予熱回路と昇圧回路が付加されているので、点灯管などのスタータ(始動装置)は不要。電源スイッチを入れた後、約1秒で点灯します。
・さらに、ランプ自身にも始動補助装置を施し、低い電圧で放電を開始するように工夫されています。
・ランプの始動補助装置には、「内面導電被膜方式(M-X)」、「外面ストライプ方式(M)」、「外面シリコン方式(A)」があります。

◆インバータ(高周波点灯)方式
・商用の交流電源を整流平滑し、高周波に変換して蛍光灯を点灯させるものです。
・点灯周波数は、家電用リモコン周波数帯33〜40kHzを除いた20〜70kHzに設定されています。
・電子回路の働きにより、電極の予熱時間が少なく、即時点灯ができます。
・高周波点灯により、省電力・高効率・50Hz/60Hz両用・低騒音・ランプのちらつきが感じられないなどの特長をもっています。
・点灯管などのスタータ(始動装置)や重くて大きな安定器が不要なので、器具が軽くて小型です。

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■蛍光灯の諸特性■
◆周囲温度による明るさの変化
・一般に蛍光灯は、周囲の温度によって明るさなどが変化します。これはガラス管内の水銀蒸気圧が、周囲温度の変化によって変わることから起きるものです。
 1.水銀蒸気圧が変化すると、紫外線の発生率が変わって光束が変化します。
 2.封入ガスの圧力と水銀蒸気との圧力比が変わって、始動特性が変化します。
・このため、蛍光灯は極端な低温または高温環境での使用には不向きといえます。
◆冬場(低温時)の特性
・蛍光灯は、20℃〜25℃の周囲温度で使用したときに最高の特性を発揮するようにつくられています。
・夏場は点灯直後でも実用上支障のない明るさになりますが、冬場は安定した明るさになるまで約5〜6分かかります。
・どのような品種でも、冬場のまだ寒い朝の室内などでは、夏場に比べて点灯直後非常に暗くかんじたり、ちらついたりすることがありますが、暖房などで室温が上がれば、明るくなります。冬場のガレージなど温度が上がらない屋外では、夏場に比べて暗く感じます。
◆電圧変動と明るさ・寿命の関係
●電源電圧が高い場合
 ランプ電流が増して明るくなりますが、効率が悪くなり、ランプや安定器に無理が生じて寿命が短くなります。
●電源電圧が低い場合
 ランプ電流が減少して暗くなり、あまり低いとスムーズに点灯しなくなり、その結果ランプの寿命を短くします。
◆光束減退特性
・蛍光灯は、点灯時間の経過とともに、黒化や蛍光物質の劣化などによって、次第に光束が減少します。
・しかし、ランプの消費電力はほとんど変化しません。
・ランプの種類ごとに差があり、管壁負荷(単位面積あたりの電力)の大きいランプほど光束減退が大きくなります。
・また、蛍光体の種類ごとに劣化の程度に差があり、3〜4種類の蛍光体を混合して発光させている3波長域発光形は、明るさの低下とともに、発光色も若干変化します。ただし、演色性はほとんど変わりません。
◆電源周波数
・わが国では、東日本と西日本で50Hzと60Hzの商用電源に分かれています。
・蛍光灯の場合、電源周波数に適さない安定器で使用すると、ランプ電流や光束が大幅に変わり、寿命に著しく悪影響を及ぼすだけではなく、安定器故障の原因にもなります。
・使用地域の電源周波数に合った器具(安定器)を使用することが大切です。
・インバータ式器具は、50Hz/60Hz共用です。
◆点滅回数
・蛍光灯は、点灯する際に最も負担がかかり、1回の点滅で約1時間寿命が短くなります。
・1日数回の点滅ならほとんど影響はありませんが、20〜30回も点滅すると、寿命は極端に短くなります。
・少しの間だけ照明が不要な場合、消灯(寿命短縮)する方と点灯したまま(電力消費)のどちらが経済的かについては、不必要な時間が数分間以内のときは、点灯したままの方が経済的といえます。
◆光束立ち上がり特性
・蛍光灯の場合、安定した光束が得られるまでに約3〜4分かかりますが、実用上は点灯直後でも支障のない明るさになります。
◆光のちらつき
・蛍光灯は、電源電圧が低すぎたり、周囲温度が低い場合などにちらつきが生じることがあります。
◆残存率(寿命)
・蛍光灯の寿命は、表記されいている「定格寿命(平均寿命)」の時間にすべてのランプが点灯しなくなるのではなく、電圧や点滅の頻度、製造条件などによって多少のバラツキがあります。そのため、2.75時間点灯し0.25時間消灯する連続繰り返し試験(各メーカー共通)での残存率(試験中のある時刻に残存しているランプ数の試験ランプ総数に対する割合)が50%となった時間を定格寿命としています。

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